転職活動中の皆様、お疲れ様です!
リクナビNEXTを使用していると、「オファー」画面にやたらと求人が表示されますよね。また、「応募しませんか?」「面接に来ませんか?」といった企業からの気になるが届くという機能もあり、それぞれの違いがよくわかりません。
自動で送信されているだけなのか、企業担当者が自分の登録情報を見て送ってきているのかによって、応募する側としてもモチベーションが変わってきますよね。選考が有利になるのかどうかも気になるところです。
そこで、リクナビNEXTに登録したら知っておきたいオファー機能と企業からの気になるについて解説したいと思います。

筆者は転職回数が20代で4回!リクナビNEXTにはもう5年以上もお世話になっています!
リクナビNEXTのオファー機能とは
アプリ上の「オファー」タブを開くと大量のオファーが届いていませんか?まずオファー機能についてですが、リクナビNEXTの公式サイトでは以下のように解説されています。
あなたの登録情報や登録レジュメの内容が、企業や転職エージェントが設定した検索条件に合致すると、「オファーを待つ」画面にオファーが届きます。
リクナビNEXT FAQより
つまり、企業側が設定している応募者の希望要件にマッチした場合に自動送信されているということです。つまり実質意味はありません。
なお、リクナビNEXTの企業向けサービス紹介サイトを参照すると、どの企業でもこのオファー機能を送信できるわけではなく、有料オプションとして追加することで送れるようになることがわかります。そのため、このオファーを届けてくる企業はある程度採用広告費にお金をかけている企業と言えます。
「企業からの気になる」には2種類ある
次に、「気になる」タブを確認すると、「企業からの気になる」という項目の確認ができます。「企業からの気になる」には以下の2種類があり、それぞれ意味合いが異なります。
応募しませんか?
応募しませんか?はリクナビNEXTの公式サイトで以下のように解説されています。
求人を閲覧したり、「気になる」した際、あなたの登録した情報(職種や勤務地など)が企業があらかじめ設定した条件と合致した場合に、「企業からの気になる」に「応募しませんか?」が届きます。
「応募しませんか?」(企業からの気になる)に応募いただくと、応募時に入力された情報をもとに、通常の応募と同様に書類選考が行われます。
リクナビNEXT FAQより
つまり、「自分が見たり”いいね”した企業」の希望要件に合致した場合に自動送信されるアプローチとなっており、実質意味はないと言えます。
前述した「オファー」が企業側としては有料オプション機能であるのに対し、こちらは標準搭載機能ということで、「オファー」と「応募しませんか?」は企業側の懐事情による違いであって、応募者側からするとその意味に大した違いはありません。
面接に来ませんか?
面接に来ませんか?はリクナビNEXTの公式サイトで以下のように解説されています。
「面接に来ませんか?」(企業からの気になる)とは、企業の担当者が、あなたのレジュメ情報(職種や勤務地等)を確認し、「ぜひ面接でお会いしたい」という方に送られます。
届いた「面接に来ませんか?」(企業からの気になる)は気になるリストで確認することができ、書類選考免除で面接に進むことができます。
リクナビNEXT FAQより
ということで、リクナビNEXTで意味のあるアプローチは基本的にこちらです。このアプローチは企業担当者が実際にレジュメを見たうえで送信しているおり、更に書類選考も免除になるので応募者側にとってメリットがあります。
実際のところ応募したら書類選考は通過しやすい?
上述したように、オファー・応募しませんか?は自動送信であることをお伝えしました。自動送信とはいえ、わざわざ送られてきているわけですから少しは書類選考の通過にも好影響を与えてほしいですよね。
実際に届いたオファーや応募しませんか?から応募したところ、書類選考の通過率としては「半々」といったところでした。私の通常の書類選考通過率は20%~30%程度なので、普通に応募するよりは書類選考は通過しやすい傾向にあると言えそうです。
面接は通過しやすい?
これは「オファー」・「応募しませんか?」・「面接に来ませんか?」すべてに共通していえることですが、基本的にこれらが面接に置いて大きく有利に働くことはありません。
「この度は弊社のオファーをお受けいただき、誠にありがとうございます」なんて面接がスタートすることはまずありませんので注意しましょう。
また、これらのアプローチ経由とはいえ応募しているのは応募者側の意志です。通常の面接通り志望動機や自己PRといったことは聞かれますので、きちんと対策したうえで面接に臨みましょう。
機能を有効活用して効率的な転職活動を!
以上、リクナビNEXTのオファーをはじめとしたスカウト機能について解説しました。
言い回しが良いだけに、届くと嬉しいものですが、その実ただの自動送信だったということもあります。
転職活動に一喜一憂は禁物です。冷静にその意味合いを分析しながら、効率的な転職活動に役立てましょう。