転職活動中のみなさん、お疲れ様です!
転職活動の3種の神器ともいえるリクナビNEXT。求人数が豊富で対象者も幅広い求人が掲載されていることから、「とりあえず登録」している方も多いのではないでしょうか。
そんなリクナビNEXTではスカウトサービスを併用利用することが可能です。スカウトサービスを利用すると、オファーや企業からの気になるといった企業からのアプローチが無数に届くようになります。
しかし、こういったアプローチは一体自分の登録情報の何を見て送られてきているのでしょうか。そもそも自分を特定できるような情報が掲載され、現職の会社に転職サイトん位登録していることがバレてしまったりはしないでしょうか。
そんな疑問を解消すべく、リクナビNEXTのスカウトレジュメの見え方について調べてまとめましたので、参考にしていただけますと幸いです。

無数に届くスカウトは開く気になりませんよね…
公開されている情報について
リクナビNEXTの公式サイトによると、企業への公開情報について以下のように解説されています。
個人が特定できる情報は公開されません。
リクナビNEXT「企業へはどんなレジュメ情報が公開されている」より
メールアドレス、氏名、生年月日、住所、電話番号、性別等は非公開となります。
これに加えて勤務先企業名も非公開とされています。リクナビNEXTへ登録している情報から逆算すると、以下の情報が企業側へ公開されていることになります。
・住んでいる都道府県
・現在の年収
・年齢
・希望条件
・アピールポイント
・スキル資格
・職務要約
・職歴(勤務先を除く)
・学歴
つまり勤務先社名は非公開とされていますが、職務要約に勤務先を盛り込んだ場合はその情報が公開されるため注意が必要ですね!
現職や過去勤めていた企業にバレないようにするには
上記のように職務要約に企業名を盛り込んだり、職歴に業界や職種がわかるような情報を記載した場合には、間接的に現職の勤務先にバレる可能性がゼロではありません。
リクナビNEXTではレジュメ登録画面の一番下「役立つ機能」から、企業ブロック設定という機能を使うことができます。ここに登録した企業は自分の登録情報が一切閲覧できなくなるため、現職など転職活動を知られたくない企業にバレるリスクを防ぐことが可能です。
そもそも登録者のレジュメを見ることができる企業は?
大前提として、リクナビNEXTのスカウトサービスはリクナビNEXTへ掲出している企業が登録者のレジュメを閲覧できます。
上記記事で「オファー」や「企業から気になる」の違いをまとめていますが、リクナビNEXTで届く企業からのアプローチは大半が「自動送信」と解釈できます。リクナビNEXTにはスカウト対象となる登録者が何百万人といるとのことですから、採用担当者の手間を考えれば当然のことではあります。
本記事ではこの情報に加え、リクナビNEXTの価格やリクナビNEXT企業管理画面のFAQなどをもとに、どんな企業が登録者のレジュメを見ているのか、レジュメ以外にも公開されている情報はあるのかについてまとめたいと思います。
レジュメを見ているのは「自分が求人を閲覧した企業」
リクナビNEXTで送られる「オファー」は企業側が登録した条件に合致する登録者へ自動送信されるアプローチです。そのため、オファーを送ってきている企業は自分のレジュメを見ているわけではありません。
一方、「企業からの気になる」の「応募しませんか」「面接に来ませんか」といったアプローチは、自分が求人を閲覧したり気になるへ登録した求人企業が送ってくるアプローチで、レジュメを見て送ってきている場合があります。
つまり、自分が閲覧したり気になるへ登録をした企業は自分のレジュメを見る可能性があるということです。自社の求人が掲載されているからと自分のアカウントで安易に求人閲覧するのはさけたほうが良さそうですね。
過去に掲載していた企業がレジュメを見れる可能性はある?
Google等で企業求人を検索していると、現在は求人を掲載していなくても、過去に掲載していた求人がヒットすることがありますよね。
このような過去に求人を掲載していた企業はレジュメを見るようなことはできるのでしょうか。
リクナビNEXTの企業管理画面FAQ/掲載終了後もこだわりアプローチを送信することはできますか?によると、
掲載終了後に、こだわりアプローチを送信することはできません。
※再度ご掲載を開始いただいた際には、掲載中の職種を選択してこだわりアプローチを送信できるようになります。
と解説されています。よって現在求人を掲載していない企業は登録者のレジュメは閲覧できないと考えるのが妥当です。
レジュメ以外にはそこまで詳しい情報は公開されていない
リクナビNEXTの企業管理画面FAQ/「こだわりアプローチ」画面内のそれぞれのアイコンや背景の色の意味は?からわかる通り、レジュメに自分が登録した情報以外には大した情報は公開されておらず、過去にアプローチを送ったことがあるかどうか?等の履歴が確認できるようになっているようです。
まとめ:リクナビNEXTのレジュメ公開情報
まとめてきたように、リクナビNEXTではレジュメ情報として登録した情報をが基本となって企業側へ公開されており、個人を特定できるような情報は非公開となっています。
また、どんな企業も登録者のレジュメを確認しているわけではなく、自分が求人を閲覧した企業がレジュメを見ていると考えられます。
よって、レジュメに登録する情報を慎重に検討すること、そして閲覧する求人をある程度選定することで、スカウトサービス利用時の企業側へののコントロールができそうですね。