私は社会人になってからジョブホッパーとして色々な職場を渡り鳥のように飛び移っているのですが、大学生の時もそれは多くのアルバイトを経験しました。
掛け持ちをしていた時期もあったのですが、トータルで13のアルバイトをしたことがあります。単発のバイトをしたこともあるし、1日で辞めたバイトもあるし、2日でクビになったバイトもあるし、3年以上続けたバイトもあります。
そんな酸いも甘いも経験した真の「ジョブホッパー」である私が、できるだけ楽して楽しく稼ぎたい人にマジでおすすめのバイトを紹介したいと思います。
バイト探しのポイントも解説します!
試験監督
試験監督は体力的な負担が少ないことに加え、あまりストレスを感じることなく働けるのでおすすめです。覚えることもそんなにないので、現場監督者の社員の指示通りに動くことができれば特段難しい業務はありません。
ただし、受験者の大事な試験結果を預かる立場であることには変わりないので、試験時間や問題用紙の配布、解答用紙の回収などポイントポイントで慎重かつテキパキと動くこと必要があります。
また、試験の前準備等があるので始業時間が早い傾向にあります。給料は日給制で他のアルバイトに比べ高時給な求人が多いですが、業務があるかないかは案件ベースのため繁閑が発生するバイトです。毎月安定した収入は見込めないため、他のバイトと掛け持ちでやると程よい稼ぎを得られます。
試験監督バイトはまじめで落ち着いた人が多いので、交流はほとんど発生せず友達はできませんが、コミュニケーション上で嫌な思いをすることも少ないです。
試験監督バイトを探すコツ
試験監督バイトは人気のため、年中求人が出ているわけではありません。数は少ないですが、試験監督業務の案件に特化した会社があれば結構おいしい仕事が多いと思います。そういう求人を見かけたら迷わず応募することをおすすめします。
飲食
飲食店でバイトする最大のメリットはなんといってもまかないです。飲食バイトを選ぶときの基準は無料でまかないがでるかどうか、ここを軸にしてバイト探しをすることをおすすめします。
私も飲食店でのバイト経験は数店舗ありますが、経験上まかない無料のお店の方が従業員思いです。飲食店のくせしてまかないも出さない、ましてやお金を取ってご飯を食べさせるようなバイト先は、制服のクリーニング代とか靴の購入とか何かにつけて従業員に費用負担をさせたりしてきます。
休憩時間の管理もやたら厳しかったり、そのくせタイムカードは15分以下切り捨てみたいなちょろまかす系の労務管理をしている職場もあるので注意が必要です。まかない無料なら多少のことは許せます。
飲食バイトは主にキッチンとホールの2種類がありますが、ホール求人の方が多い印象です。ホールの場合は一般的な対人スキルがあれば問題なく行えますが、座席案内ルールやメニュー・注文端末の操作、レジ操作など最初は覚えることが多く、混雑時はテンパります。
飲食バイトを探すポイント
繰り返し言うようですが、まかないが出るか出ないかがすべてです。そこに職場の質がかかっていると思います。というかまかないの出ない飲食店ならバイトする意義は薄いです。
塾講師
塾講師は自分の容量次第で効率よく稼ぐことができます。給与形態は会社により、大まかに時給制と歩合制の2種類があります。
給料が時給制ではなく授業を実施したコマ数に応じた歩合制の場合、授業の準備時間は給与が発生しないということで労務的には問題視されることが多いのですが、その分1コマあたりの報酬が高めに設定されていたりするので以外に割りにいあっているのです。準備を要領よく行えるか次第で稼げると感じるか稼げないと感じるかが分かれるような気がします。
塾講師は研修が終われば授業の進め方にある程度裁量が与えられるので、あまり人にあれこれ指示されたくないという人におすすめです。しかし子供経由で保護者からクレームが入ると大分嫌な思いをするので、そこは真剣に業務に向き合う必要もあります。
また、人に教えるということは自分が理解していないと教えることができないので、自分の苦手分野や忘れてしまった単元を扱う時はそこそこ勉強しなければなりません。
塾講師バイトを探すときのコツ
生徒受け持ちタイプの塾の場合、担当生徒を持つと基本的に固定曜日で勤務しなければならなくなるので、ある程度シフト制で勤務したい場合は面接時点でどのくらい融通が利くかを探っておくとよいでしょう。
データ入力、事務補助
年齢問わず人気のデータ入力や事務補助といったバイト。パソコンと向き合うことがメインの業務で、人とのコミュニケーションがそんなに発生しないので人間関係が苦手な人にも向いています。地道にコツコツと続けることで成果が出ること、パソコンスキルが身につくことがこうしたバイトのメリットです。
事務作業で最も大切なのはスピードと正確さです。データ入力であればいかに正確に早く業務を行えるかが肝になりますので、タイピングやパソコンスキルに不安がある場合は肩身の狭い思いをする可能性があります。ミスをしないように頑張っているアピールをすることも大事です。
事務系バイトを探すときのポイント
他のバイトに比べるとやはり人気なうえ、応募時点でそこそこのスキルを求めている場合も多いので、狭き門であるということを理解して落ちても根気よく応募し続けることも大事です。そのためバイトが決まるまでの期間も長くなってしまうかもしれません。
イベントスタッフ・警備
イベントのスタッフや警備といったバイトは、とにかく楽の一言に尽きます。イベントスタッフや警備の仕事は単発案件が多く、その日に来た人でもすぐに任せられる簡単な業務しか行わせないので道の誘導とかほとんど突っ立っているだけの仕事も多いです。
時給はそこそこですが、大したことしてないのにこの額貰えるんだと考えればコスパよく感じるはずです。
イベント系のバイトは登録制の会社が多く、まず案件を持っている会社に登録してそのあとイベント案件ごとに応募する、という流れになりますので、収入が安定しません。
イベントスタッフ・警備バイトを探すときの注意点
イベントスタッフにも色々な業務があるのですが、間違っても応募してはいけないのが会場設営や撤去の業務が含まれる案件です。かなり肉体労働なわりに報酬が低く、こき使われている感が半端ないです。
また、こうしたエンタメ業界の社会人は労働時間に対する認識がルーズで、ド深夜まで手当なしで働かせるような会社もあります。労働時間や超過報酬に関する条件面をきちんと確認してから登録・入社するようにしましょう。
気になるバイトはあった?よさげな求人には早めに応募を!
特に試験監督などのおいしいバイト求人は結構すぐに募集を締め切ってしまったりするので、見つけたときがチャンスです。いつの間にか求人がなくなってしまっている…なんてことにならないよう、気になった求人には早めに応募をするようにしましょう!