【OpenWork】口コミを見る4つの方法!退会しても投稿した口コミは削除できないので要注意!

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OpenWorkはオープンワーク株式会社が運営する転職口コミサイトです。

社員口コミが1600万件以上と豊富な投稿数で、転職時には欠かせない情報サイトの1つです。転職を検討している企業の社員の評判は決断する上で大きな判断材料になりますよね。

しかし、ユーザー登録をするだけではすべての口コミを見ることはできません。

そこで、この記事ではOpenWorkで口コミを閲覧する方法と、口コミ投稿時の注意点やOpenWorkのメリット・デメリットを解説したいと思います。

筆者は29歳で転職を4回しています!OpenWork前身の「Vorkers」時代から頻繁に利用していました。

口コミを見るための4つの方法

OpenWorkに登録後、以下のいずれかを行うことで口コミの閲覧ができるようになります。

①転職サービス登録プログラム
②会社評価レポート
③Web履歴書を入力
④有料プログラム

①転職サービス登録プログラム

別会社の転職サービスへOpenWork経由で登録することで、特典として口コミの閲覧ができるようになるというものです。

転職サービスは複数用意されており、1つのサービスの登録につき30日間すべての口コミが閲覧できるようになります。

転職サービスにはビズリーチやリクルートダイレクトスカウト等の有名サービス他、建設・設備求人データベースと言ったニッチな転職支援サービスまで、2024年1月時点で10のサービスが用意されています。すべてに登録すれば約1年間は口コミが見放題になるというわけですね!

②会社評価レポート

自分が在籍していた会社の口コミを投稿することで、口コミの閲覧が180日間できるようになります。

在職中・退社済みかは問いませんが、アルバイト・派遣社員といった非正規雇用の投稿は不可とされています。

提供する情報としては職種や年収、各評価項目に対する評点の他、自由記述として以下の9つのテーマから選択し、合計で500文字以上の口コミを記述します。

・組織体制・企業文化
・入社理由とその妥当性
・働きがい、成長
・退職検討理由
・給与制度、評価制度
・女性の働きやすさ
・ワークライフバランス
・強み、弱み、事業展望
・経営者への提言

企業レポートのアップロードが終わり次第口コミの閲覧ができるようになります。

③web履歴書を入力

web履歴書として自分の職務経歴等を記入し完成させると、口コミの閲覧が180日間できるようになります。

web履歴書を登録することで、OpenWorkに求人を出している企業や転職エージェントなどからスカウトが届くようになります。

④有料プログラム

要するに課金をすることで上記の3つを行わなくても口コミが閲覧できるようになります。

料金は月額1,100円です。

会員登録しなくても見られる口コミもある

OpenWorkは会員登録を行わなくても評点や残業時間、有休消化率・年収といったデータの他、公開クチコミという誰でも閲覧できる口コミを数件閲覧することはできます。

口コミ投稿時の注意点

OpenWorkでは会社評価レポート作成時のガイドラインを定めており、これに沿ったレポートのみを掲載するとしています。

自分を含め個人が特定できない内容にする

口コミですので自分とわかるような内容にすることはもちろんですが、ある社員に関する文章など個人を特定できるような表現や情報はガイドラインで禁止とされているので、やめましょう。

企業や他者への誹謗中傷や告発はしない

誹謗中傷や個人的意見の断定的表現、営業妨害にあたる行為は禁止としています。また、不正行為等の告発もOpenWorkの運営意図に沿わないということでNGとしています。

在籍企業への怒りや恨みから色々と書き込みたい気持ちは痛いほどよくわかるのですが、そんなことをしても私たちにメリットは1mmもありません。冷静に節度を持った文章の作成を心掛けましょう。

レポート送信後の編集や削除はできない

レポートを記入し送信ボタンを押した後に取り消しを行ったり、掲載後の削除や編集はできないとされています。仮に自分が退会したとしても口コミは一生残ることになりますので、レポート送信の前に必ず内容の確認を行うようにしましょう。

OpenWorkのメリット・デメリット

転職会議に投稿された口コミはどれくらい信ぴょう性のある情報が集まっているでしょうか。筆者が過去在籍していた企業を見ることで、その真偽やメリットデメリットを確かめてみました。

メリット

具体的かつ詳細な口コミが多数

評判内容は筆者が過去に在籍していた企業の口コミを見る限り、現場の状況を的確に汲んだ具体的で詳細な情報が記載されていると感じました。

特に年収データに関しては年代別や職種別に分けてみることができます。ガイドラインがしっかりしているため、根拠となる情報にもいい加減なものは含まれておらず、転職を検討する上で参考になる情報が多いと感じました。

回答者ごとに口コミをまとめて確認可能

OpenWorkの口コミは企業レポートという形で投稿者の在籍企業ごとにまとめてアップロードする必要があります。そのため気になった口コミ投稿者が他のテーマではどんな意見を投稿しているのか、評価は何点でつけているのか、回答者の投稿情報をまとめて確認することができます。

回答者ごとの総合評点などを見ることで、明らかに恣意的につけられている評価を見抜くことが可能です。

ほとんどすべての項目を★5でつけていたり、良いことしか書いてないような回答は何らかの意図をもって評価を上げようとしている可能性があります。逆もしかりで、そのような偏った口コミはあまり参考にしない方がよさそうですよね。

デメリット

評点があてにならない

企業の口コミトップには、総合評価という形でその会社の評点が表示されますが、この評点は正直あてになりません。

評点の横には「上位1%」などとマークが表示されることがあります。評価の高さが魅力的に映るよう印象を誘導しているわけですが、社員からも顧客からも相当な評判の悪さを誇る某有名ブラック企業にもこの「上位1%」が表示されていました。

よくよく見るとその企業はOpenWork上で求人を出していたのですが、多数の求人が掲載されていました。実際のところどうかはわかりませんが、もし口コミの評点が1とか2とか低い値であれば、そんなサイトにわざわざ求人は掲載されないよなとか色々と勘ぐってしまいます。

この評点だけでは何も役立つ情報は得られません。大事なのは口コミの中身です。評点で良し悪しは判断しない方がよいでしょう。

中小企業や零細企業は口コミが投稿されていないことがほとんど

社員数が10名を割るような中小企業や零細企業だと、企業の口コミが投稿されてないことがほとんどです。

これは仕方ないことで、ユーザーが身バレを防ぐために誰も口コミを投稿しないということでしょう。在籍社員が少ない会社であればあるほど、書き込んだ内容から社員の特定は容易にできてしまいます。

口コミがまだ1件も投稿されていない企業に投稿すれば自分の口コミが目立つわけですし、あえてその先陣を切ろうと思う人は少ないでしょう。ゆえに投稿がない企業はずっと投稿がないままという状態になってしまっています。

まとめ:OpenWorkには偏った口コミもある!投稿内容を慎重に判断して転職の検討材料にしよう!

以上、OpenWorkについて解説してきました。

口コミの信ぴょう性は高いと解説しましたが、これはあくまでユーザーの良心から成り立っているものです。悪意のあるユーザー、例えば意図的に評判を落とそうとしているとか、あるいは評判を上げるために社内の採用担当などの人間が投稿しているということもあるかもしれません。

投稿内容を鵜呑みにせず、利用できる部分を上手に利用して転職に活かすようにしましょう。

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独身アラサー男子。社会人歴7年目にしてすでに5社目という転職回数を誇るも、人に語れる経歴や実績は何1つありません。過去には適応障害と診断されたこともありますが、他人に認めてもらうことを諦めた結果、それなりに楽しく暮らしています。

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