【内定は出た?】新卒入社半年のときに転職エージェントを利用した話【通過率や紹介職種も大公開】

私は現在社会人7年目のアラサーですが、新卒入社した会社を1年ちょっとで辞めました。しかし、入社1年目の夏には、もう耐えられそうになかったため転職活動をしていました。

初めての転職活動で利用したのは某大手エージェントです。当時は転職活動の勝手がわからなかったり、入社数ヵ月での転職活動には不安があり、誰かに相談したいという気持ちからエージェント経由で応募をしていました。

実際新卒入社半年で転職活動をすると、どのくらい内定がもらえるものなのでしょうか。

この記事では私が新卒入社6ヵ月で転職活動をしたときの記録をもとに、エージェントに紹介された求人などを交えつつ転職を迷われてる方の参考にできればと思っております。

応募社数・職種・書類選考通過率・内定率まで詳しく紹介します!

転職エージェントを利用しようと思った経緯

私が当時勤めていた職場は上司の独裁政治が横行しており、一切の裁量がなく雑用に追われる毎日でした。加えて、その上司の部署内外への悪口陰口がひどく、人間関係がかき回された結果、誰を信じたらいいのかわからないライアーゲーム状態となっていました。

そんな疑心暗鬼の日々に疲れ、転職しようと思うも、そもそも転職活動ってどうやって進めるんだ?こんな数ヵ月で次の職場なんて見つかるのか?と自分で進めるにはわからないこと、不安なことが多すぎたので、縋るように転職エージェントに登録したのでした。

そして迎えた面談当日。まだまだ青かった若干22歳の私は、転職エージェントとの面談のため、エージェント会社のオフィスへ入る瞬間でさえ、「職場の人に見られたらどうしよう…バレるかな…」とドキドキでした。路上でリモート面接に参戦するのもお構いなしとなった現在では考えられない話です。

キャリアアドバイザーは、私の職場への愚痴めいた話にも親身に耳を傾けてくれました。そして、でもまだやりたいことがはっきり決まっていなくて…と伝えると、無期雇用派遣の求人を大量に紹介されました

無期雇用派遣とは、派遣元会社の正社員として雇われ派遣先で就業をする雇用形態のこと。といってもピンとこない方も多いと思います。詳しくはこちらのサイトがわかりやすくまとめてありましたので参考にしてください。

無期雇用派遣について少し調べればわかるのですが、「やめとけ」「デメリット」といった文言が並びます。無期雇用派遣の良し悪しは置いておいて様々な意見があることは事実です。また、私のように何の実務経験もない状態でエージェントに相談すると、無期雇用派遣を大量紹介されるケースも散見されます。

私が手に職をつけたいという希望を伝えたことから、エンジニアの無期雇用派遣を中心に紹介されました。実際に派遣先へ就業する前に何ヵ月かの研修が受けられ、その期間も給与が出る!という魅力的な教育制度でした。また、通常の派遣とはことなり期間が定められていないため、同じ職場で長期間働き続けられるというメリットを説明されました。

何の教育研修も受けずに毎日誰でもできる雑用をしていた私は「え、そんなに安定していてスキルも身につけられて、将来的なステップアップも用意されてるなんて素敵!」とエージェントの言うことを鵜呑みに無期雇用派遣を中心に応募をしました。

しかし、途中から無期雇用派遣に絞ってしまっていいのか不安に思ったので、他の職種にも応募をしていきました。

選考結果一覧!内定は2社

そして転職活動を行った3ヶ月間でエントリーしたのは全部で26社でした。結果は以下の通りです。

はい、結果的に内定が出たのは2社内定率は7%でした。内定が出たのは無期雇用派遣の会社のみでした。

そして書類選考通過率は42%
ちなみに無期雇用派遣に限ると54%、無期雇用派遣以外は33%ということで、やはり無期雇用派遣の方が通過率は高いです。

新卒入社半年で転職面接を受けた感想として、新卒の会社を半年で退職するということは、確実なハンデになるということです。とある企業の面接では「まだ半年しか勤めていないんでしょ、それで仕事の何がわかるんだ」と言われたこともあります。

家族経営の零細企業の何代目かの社長のお前こそ社会の何がわかるんだこの苦労知らずと、今ならそう言い返せますが、当時の私は社会人1年目。それはそれは落ち込みました。(笑)

しかし、この話はもう5年以上も前の話。ここ数年で短期離職や転職回数の多さへの企業の見方は、大分変わってきたなと肌で感じます。少子化で人手不足が深刻化し続ける日本。企業側も求める人材が多様化してきていますし、短期離職自体をそこまで悲観的にとらえる必要もないと個人的に思います。

2社から内定をもらった私は散々悩んだあげく、どうしても決心をつけることができず、また当時の職場でも職種転換が望めそうな兆しが出てきたことが後押しして、内定を辞退し思いとどまることとしたのです。(結局その半年後に転職することにしましたが)

半年で転職しなくてよかったと思うか?

さて、そんなこんなで新卒入社半年で転職活動を行い内定を得るも、結局転職せずに職場にとどまったことは、その選択がよかったのか、5年以上の月日が経って改めて考えてみました。

結果論になってしまうのですが、当時内定をいただいた会社へ入社せずに我慢して仕事を1年続けたことは、よかったと思っています。

当時一旦は転職活動を辞めたものの、そのわずか数ヵ月後、入社1年のタイミングでもまた転職活動をすることになるのですが、半年と1年では面接官の風当たりも明らかに違っていました。たった6ヵ月の違いですが、やはり1年続ける意義は大きいという実感はあります。

しかし、私は過去に転職したを半年で辞めた経験もあります。その当時は心療内科に通院しており精神的な限界が来ていたので辞めたのですが、このような心身に影響を来たすほどの状況であれば、仕事が見つかる云々の話ではなく一刻も早くやめた方がいい場合もあります。心を壊してまで優先すべきことなど世の中にはありません

半年で辞めてもなんとかなります。世の中のすべての企業が勤続年数を気にするかというとまったくそんなことはなく、転職活動をすれば色々な会社が色々な背景から求人募集をかけているということに気づきます。

特に新卒のうちは若いということが何よりもの価値です。第二新卒という言葉が定着したいまの時代、胸を張って未経験を謳えるうちに、数社を経験しておくのもとても有意義だと個人的には思います。

↑仕事を半年で退職したときの話はこちら

余談:もしあの時に戻れたら無期雇用派遣という選択はとるか?

余談ですが、もしいま当時に戻れたら、内定をもらった無期雇用派遣の会社に入社するかというと100%辞退します。(笑)

派遣というと業務管理とか面倒くさそうですし、なにより私のような社会不適合者では、きっと派遣先でしなくてもいい肩身の狭い思いをして居づらくなるであろうこと、派遣先の人へ遣わなくてもいい気を遣って日々心労するであろうことが目に見えているからです。(笑)

↑出向という形で施工現場へ派遣され社内ニートになった話

働き方・生き方の多様性が尊重される時代になりつつあります。半年で仕事を辞めてもなんとかなります。自分に合う働き方、ひいては生き方選びの一助となれますと幸いです。

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独身アラサー男子。社会人歴7年目にしてすでに5社目という転職回数を誇るも、人に語れる経歴や実績は何1つありません。過去には適応障害と診断されたこともありますが、他人に認めてもらうことを諦めた結果、それなりに楽しく暮らしています。

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