転職エージェントを使うべき人とは?10社以上を利用した転職の常連がメリットデメリットと共に解説!

転職エージェントは面接日程調整を行ってくれたり、自分の志望や経歴にマッチする求人の紹介を受けられたり、面接対策を手伝ってくれたり、不安な転職活動を支えてくれる心強い存在です。

私自信これまでのべ10社以上の転職エージェントを利用してきました。親身に寄り添ってくれる転職エージェントもいれば、散々ヒアリングだけしておいて1件の求人も紹介してこないとんでもエージェントもいたりと様々です。

これまでの転職活動の各場面で転職エージェントを利用してきて、メリットもデメリットもあると感じています。そして転職エージェントの利用価値が最も高いタイミングは「初めて転職活動を行う時であると強く思います。

そこで、この記事ではそんな転職エージェント利用におけるメリット・デメリットと、初めて転職活動を行う人におすすめの理由をお伝えしたいと思います。

筆者はトータルで4回の転職を経験してきた生粋のジョブホッパーです!

転職エージェント利用のメリット

転職エージェント利用については、やはり不安な転職活動のサポート面が大きいです。

①無料で利用できる

一部転職エージェントを除き、大半の転職エージェントは無料で利用することが可能です。

転職エージェントは求職者の利用が無料な代わりに、企業への入社が決定すると採用企業が転職エージェントへ報酬を支払います。

一般的には入社する人の年収の30%ほどが成功報酬として支払われるそうで、例えば企業が転職エージェントを通じて年収300万の人を採用すると、企業には採用費用として90万円ほどかかっているのことです。

こうした仕組みによって求職者は転職エージェントのサービスを無料で利用できるというわけです。

②転職市場の概況が把握できる

転職エージェントは人材業界のプロなので、どのような業界の採用が活発であるかとか、今後求人が増えるのか減るのかなど、転職市場の概況を教えてもらえます。

例えば今後求人は減ると予想されるので転職するなら早いうちがいいですよ、とか今後は求人が増えて売り手市場になると予想されているのでもう少し待った方が条件のいい求人が出てくるかもしれませんよ、など、客観的なアドバイスが得られるでしょう。

人材業界は金融や各業界の状況、日本の人口構造など様々な要因によって求人が増減しています。自分自信の状況と合わせてこうした業界の適切な状況を把握することは、将来のキャリア開発にも大いに役立つでしょう。

③履歴書や職務経歴書など提出書類の添削を受けることができる

履歴書や職務経歴書の内容って考えるのが少し大変ですよね。様式はどんなものを使用すればいいのか、どんなことを記載するのか、自分の職務内容をどこまで詳しく書くべきかなど悩むことも多いと思います。

何人もの履歴書や職務経歴書を目にしているキャリアアドバイザーは、あなたの経験を引き出してこうした提出書類に記載する情報を適切に抽出してくれるでしょう。業界や職種に合わせたアピールの仕方などのアドバイスもしてくれるはずです。

④転職エージェントしか保有していない求人がある

企業などは転職エージェントでしか求人を掲出していない場合があります。大手企業など普通に求人を出すと大量の応募があるような人気企業では、採用担当者の負担を減らすためにもまずは転職エージェントで条件に合致する応募者をふるいにかけるわけです。

また、そうでなくても転職エージェントでしか扱っていないような優良求人が存在していたりします。通常の求人サイトで出会えない企業に出会える可能性があるのはメリットと言えます。

⑤職場の雰囲気がわかる

転職エージェントは事前に企業訪問などを行い実際に職場を目にしています。求人情報からはわかりにくい職場の雰囲気を教えてもらうことができるでしょう。

また、エージェントによってはブラック企業徹底排除を謳ったりしている転職エージェントもあります。エージェントを通じて入社した転職者の定着率はエージェントの報酬にも関わってくるため、自社の基準等を設けてブラックな求人は排除されているケースが多いです。

⑥面接対策等の選考支援を受けられる

過去に選考を受けた人の情報などをもとに、面接で想定される質問を事前に教えてくれるなどの選考支援を受けられます。面接の内容が事前にある程度わかっていれば対策も立てやすいですよね。

また、選考後に意欲が高い場合は転職エージェントからプッシュをかけてくれるなどの後押しをしてくれる場合もあり、通常の求人で応募するよりも選考を有利に進められる可能性があります。

転職エージェント利用のデメリット

一方、転職エージェントの利用には事前に認識しておくべきデメリットや弊害も存在します。

①担当者によって当たり外れが大きい

これは正直仕方ないことなのですが、担当者の当たり外れが大きいです。

親身になって話を聞いてくれ、希望する求人を的確に紹介してくれるキャリアアドバイザーに当たる場合もあれば、こちらの話を碌に聞かずに自分の経歴自慢をして求人を紹介してこないようなただの時間の無駄に終わってしまうキャリアアドバイザーに当たってしまうことも。

ひどい場合は転職エージェントの運営会社にクレームを入れることでキャリアアドバイザーをチェンジできる場合もありますが、こればかり運というところです。

②日程調整が却って面倒になることも

転職エージェントは応募者の代わりに、企業との間に入ってやりとりを行ってくれるので、日程調整等の手間が省けるのがメリットの1つとよく言われます。

しかしながら、転職エージェントが介在することでかえって日程調整がややこしくなってしまうことが過去ありました。

転職エージェントは基本的に幅広い希望日程提示を求めてきます。そして何とか日程を絞り出したはいいものの、転職エージェントが間に入ることで、その分日程調整の連絡にはタイムラグが発生しますよね。つまり、より多くの候補日時を提示する必要がある上、日程確定までの予定を空けておかなければならない期間が長引くのです。

そもそも面接の日程調整自体、メッセージのやりとり1~2往復で済むので大した負担ではありません。そして、こうした何気ないやりとりからも企業の内情が垣間見えることがあるので、実は自分自身で行った方が良い面もあったりします。

③希望に関わらず経歴なりの求人ばかり紹介されることも

転職エージェントも自分自身の売り上げに関わることなので、1人でも多くの求職者を企業へ入社させたいと思うのは当然のことです。

初回の面談での希望職種や条件のヒヤリング。こちらもそんな贅沢は言えないとはいえ、最低限満たしたい条件やできれば叶えたい希望を伝えます。転職エージェントはこちらの希望を聞き時には寄り添った反応をしていても、内定の可能性が見込める経歴なりの求人しか紹介してこないこともあります。

企業から応募要件の制限をかけられている場合もありますし、職種によっては未経験採用がほとんどない場合もあるため、効率を考えれば当然のことではあるものの、転職エージェントの裁量によって可能性が狭められてしまうのは残念です。

面談時に「確実に事務職に転職したい」「絶対に営業は嫌です」など自分の意志をはっきりと伝えるとともに、未経験採用に特化した転職エージェントを利用するなど、利用するエージェントを選定することも大事です。

実績に自信のない第二新卒でもおすすめの転職エージェントはこちら

初めての転職なら絶対にエージェントを使うべきその理由

冒頭でお伝えしたように、初めての転職活動の際には転職エージェントを利用するメリットは非常に大きいです。

最大のメリットは、前述したように履歴書・職務経歴書の添削を受けられること。転職活動時のこうした提出書類は、就職活動とはポイントが異なります。

初めての転職活動では職務経歴書で何をどう書けばいいかわかりませんよね。やみくもに作成した応募書類で書類選考で落とされまくると、無駄に疲弊しモチベーションを下げてしまいかねません。

転職エージェントは転職活動、ひいては選考通過のプロとして、ポイントを押さえた職務経歴書作成のアドバイスがもらえます。

また、初めての転職活動は流れやスケジュール感など、勝手がわかりませんよね。一連のスタンダードな流れを知っておく意味でも利用価値は大きいです。

まとめ:初めての転職活動にはおすすめしたい転職エージェント!

以上、転職しまくりの社会不適合者による転職エージェント利用のメリット・デメリットの解説でした。

初めての転職活動では前述したように転職エージェント利用のメリットは大きいです。実際、私も初めて第二新卒で転職活動をした時には転職エージェントを利用して内定を得た企業へと入社しました。

提出書類の作成や選考などのアドバイスを有効に活用しながら、将来のキャリアへとつなげていきましょう。

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独身アラサー男子。社会人歴7年目にしてすでに5社目という転職回数を誇るも、人に語れる経歴や実績は何1つありません。過去には適応障害と診断されたこともありますが、他人に認めてもらうことを諦めた結果、それなりに楽しく暮らしています。

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