【事務仕事編】社内ニートの1日の過ごし方!楽だけど眠い…

社内ニートになると辛いですよね。
仕事が振られず役割も与えられない中、会社という組織で毎日をやりすごすのは大変な心労です。
業務繁閑の都合上、一時的に社内ニートになっている方もいれば、年中社内ニートで過ごしている方もいると思います。

かくいう私も20代という貴重な若い時間を、完全な社内ニートとして4年以上半社内ニートとして1年以上経験してきました。
社会人生活7年のうち半分は社内ニートで過ごしたことになります。また、デスクワークだけではなく、テレワークや現場仕事など様々な形式の社内ニートの実績があります。

私ほどのプロ社内ニートになると、何かしている風を装うスキルに関してはピカイチです。
そんなプロ社内ニートの筆者が、社内ニートが事務所で1日をどのように過ごしているのか、詳細に解説したいと思います!

筆者は現在29歳で5社目!社内ニートの名に恥じない職務経歴を形成しているよ!

時系列式に1日の過ごし方を紹介

では早速私が実際に過ごしていたとある1日を紹介します。
一切の脚色なし、20代の男性社員が実際に送ったある日の様子です。ちなみに私は下記のような社内ニートを23歳~26歳まで3年間続けていました。

08:57 出社

早く出社しても意味はないため3分前に出社する。
PCの電源ボタンを入れ、まずはトイレに。
9:00ちょうどに席につく。今日は月曜なので週1の定例ミーティングがある。
各自の1週間のスケジュールを報告しあう地獄の時間。作成する意味のない資料作成予定を報告する。

09:10 メールチェック

メールソフトを起動する。新着メールは5件。すべていつの間にか届くようになったメルマガだ。どこからか社内のメールアドレス情報が流出したのだろう。
チャットアプリを開く。自分に関係のない業務連絡を流し見して閉じる。
勤怠管理ソフトを立ち上げ、先週分の勤怠申請を行う。これで今日のタスクは終了。

09:20 Excel

とりあえず色々なExcelファイルを開く。
共有フォルダのファイルは誰がいつ編集したのか、社員全員が確認できるという厄介な機能が備わっているため、列幅を微調整し、保存して編集実績を作っておく。

09:40 Google map

Google mapを開いて週末遊びに行くスポットを下調べ。
周辺の飲食店の口コミを見たり、移動時間を調べたりして週末のスケジュールを立てる。
背後を先輩や上司が通るときには、開いておいたExcelをすかさず画面に表示。
そうこうしているうちに午前中が終了。

12:00 昼休憩

お昼ご飯は外で食べる。特にチャイムなどは鳴らないため、12:00ちょうどに離席する。
同じ会社の人間に会わないようできるだけ遠くのお店に足を運ぶ。
のんびり散歩しながら13:00ちょうどに事務所へ戻る。

13:00 書類整理

お昼後は眠くなるのを防ぐため、手を動かす作業をする。
今日は書類整理。必要のない書類を捨てずにとっておくのはこういう時の暇つぶしのため。

1年前の資料などを眺めると懐かしい気分になる。貯めておいたミスプリントを切って使うことのない裏紙メモ用紙を大量製造する。

13:30 歯磨き

眠気がピークに達したのでトイレに行って歯磨きをする。ついでに誰も来ない非常階段で体育すわりをして少しだけ目を閉じる。気づくと30分ほど経過しているが、自席に戻っても誰からも何の指摘もない。

14:00 Excel

業務効率化の名目で、自動印刷機能をつけられるマクロをネットで適当に探して貼り付け、試してみるも不発。
その後いろいろ調べながら試行錯誤するも、プログラミング知識のない人間には何を言ってるか到底理解することはできず、成す術はない。いい暇つぶしになったところで保存せずにファイルを閉じる。

15:30 ラミネート

先輩社員からこれラミネートしといて、と10枚ほどの紙を渡される。

ラミネートの機械が温まるのをスマホをいじりながら眺める。誤ってApple Musicの再生ボタンを押してしまい、アップテンポなアイドルソングが静かな事務所に響き渡って気まずい思いをするも、誰に触れられることもない。
加熱が終了したので1枚1枚丁寧にローラーへ流し込む。

16:00 掃除

ラミネートのカットを行ってゴミが出たので、ついでを装ってその辺の掃き掃除や拭き掃除をして時間をつぶす。
そういえば明日は燃えるゴミの日だ。燃えるゴミをまとめておく。

16:15 Google map

自席に戻って再びGoogle mapを開く。
週末の予定は先程決まったので、海外のストリートビューを見ながら疑似世界旅行を楽しむ。

16:40 入電

1日に1回鳴るか鳴らないかの固定電話に入電。先輩社員が離席しているタイミングだったため自分がとる破目になる。

人材紹介会社からの営業電話だ。この会社にはそんな人を雇う余裕もなければお願いする仕事もない。
丁重にお断りして終話する。

17:30 夕飯の献立を考える

社用スマホを左手、自分のスマホを右手に持って何かを確認してるフリをしながら夕飯のレシピを調べる。
今夜はケバブ風チキンを手作りしてビールと楽しもう。ブックマークに登録してメモ帳アプリに買い出しの材料をメモしておく。

17:50 退社準備

退社時刻が迫っているので、開いていたExcelファイルやブラウザを閉じ、トイレを済ます。
デスクに出していた本日1度も使用していないペンを片付ける。

18:00 退社

パソコンをシャットダウンさせ、電源が落ちたのを確認して退社。
お先に失礼しますと控えめに発して、燃えるごみを手に事務所を後にする。

上司や先輩から何も言われなかったのか

私がこういった過ごし方をしていた会社は、特に日報などもない会社だったため上記のような何の成果も残さない働き方をしていても特に何も言われませんでした。

もともと業務ボリュームがある部署でもなかったため、直属の上司や先輩も暗黙の了解という感じで、日常業務を深く追求してくることは3年間の中で一度もありませんでした。

当初未経験で入社し、何かやることありますか、と聞くも毎日「特にありません」と一蹴されつづけた結果の社内ニートだったため、上司や先輩も追及のしようがなかったと思います。

私が働き始めた当初は、遠方の本社の人間から日常業務に関する探りを入れられたり、仕事をしてないことを間接的に咎められましたが、被害者面してうやむやにし続けた結果、次第に何も言われなくなりました。
そもそもこのような状態になったことは会社のせいであることは間違いないので、私も無駄な罪悪感は抱かないように意識して日々をやり過ごしていました。

ちなみにGoogle mapを多用していたのは、なんとなくログを追われづらそうという感覚的な理由からです。(実際にログが追われないかはわかりません)

ネットサーフィンをかなり好き勝手やっていた時期もあったのですが、その直後にパソコンのセキュリティソフトが入れ替えられ、関係ないサイトにアクセスするとわかるので業務に関係ないサイトにはアクセスしないようにと通達がなされてしまったので、最終的にGoogle mapに落ち着きました。
業務備品を探す体でAmazonとかYahooショッピングをあさったりするのにも一時期はまっていました。

まとめ:社内ニートの1日は長くて辛い

社内ニートは働いてないのに給料がもらえていいじゃん、という人もいるのですが、実際は周りからの視線が痛かったり、会社での存在意義を感じられず自己肯定感が下がったり、自分のスキルアップにつながることができず将来が不安になったりとほとんどいいことはありません

そしてやることがないため、定時までの時間が異様に長く感じます。何度も時計を確認しては、まだ14時か…とげんなりすることが1日に何度もあるわけです。周りの社員が忙しそうにしているとうしろめたさを感じたり、自分は一体何をしているんだ…と虚無感に駆られることも少なくないのです。

しかし社内ニートになっているのは会社や上司の責任です。
うしろめたさを感じる必要は一切ありません。周りから反感を買わない程度の立ち振る舞いを心掛けながらも、暇な時間を資格取得やスキルアップなど有効活用していけると自分の達成感につなげることもできそうです。

サイト運営者について
社不ねっと.com

独身アラサー男子。社会人歴7年目にしてすでに5社目という転職回数を誇るも、人に語れる経歴や実績は何1つありません。過去には適応障害と診断されたこともありますが、他人に認めてもらうことを諦めた結果、それなりに楽しく暮らしています。

社不ねっと.comをフォローする
社内ニートになった
シェアする
仕事辞めたい人を応援するブログ powered by 社不ねっと
タイトルとURLをコピーしました