転職活動中の皆さん、お疲れ様です!
エン転職に登録すると、「スカウト・オファーサービス」を利用することができるようになります。利用していると自分の登録情報に魅力を感じた企業や、希望条件の合致した求人のアプローチが届くようになります。
オファーやスカウト、シークレットスカウトの違いについては上記で詳しく解説していますが、こうした各種アプローチを送られる際、企業側にはどんな情報が公開されているのでしょうか。
現在勤めている企業名まで公開されているのか、自分を特定できる情報が公開されていないかなど気になりますよね。
そこでこの記事では、エン転職のスカウトサービスの利用をした際に企業にはどんな情報が見えているのかについてまとめています。
筆者は毎日のようにエン転職アプリを開いているヘビーユーザーです!
スカウトサービスで気丈に公開されている情報
エン転職公式のヘルプ・お問い合わせによりますと、スカウトサービス利用時の公開項目について、下記のように説明されています。
公開される項目
・性別、年齢、未既婚、住所の市町村まで、最終学歴、転職経験、就業状況
・英語スキル、TOEIC、TOEFL、その他の語学スキル、保有資格
・キャリアデータ、経験職種、勤務期間、従業員数、雇用形態、部署役職
・業種、職歴概要、自己PR、希望条件
公開されない項目
・氏名、生年月日、郵便番号、住所、最寄駅
・携帯電話番号、メールアドレス、会社名、写真
つまり個人情報や勤務先の会社名など、個人の特定につながるような情報は伏せられ、それ以外が公開されているということになります。
しかし、職歴概要、自己PRは記入した内容がそのまま公開されています。職歴概要に会社名を記載している方も多いと思いますが、その場合はそこで勤務先の社名がわかってしまうようになっています。
勤務先を伏せたい場合、こうした各項目に社名を入れてないか、会社の特定につながるような情報が含まれていないかを今一度確認するようにしましょう。
どのアプローチが登録情報を見て送られているものなのか
次に、エン転職で送られてくるスカウト、オファー、シークレットスカウトといったアプローチのうち、どれが企業担当者が実際に登録者のweb履歴書を見て送ってきているものなのでしょうか。
オファーは、企業が登録した採用要件を満たす登録者へ一括で送信されているアプローチです。そのため、オファーに関しては企業は登録者のweb履歴書を見ていません。
一方、スカウト、シークレットスカウトは、企業担当者がweb履歴書の詳細を確認し、魅力を感じた人材に送ることのできるアプローチです。従ってこの2つが届いた場合、企業担当者はweb履歴書に目を通した上で送ってきているということになります。
どの企業が登録情報を閲覧できるのか
では、エン転職に求人を掲載している企業ならどの企業でも登録者のweb履歴書を閲覧できるものでしょうか。
こちらのエン転職の企業向けサービス紹介ページによりますと、エン転職の求人掲載には複数のプランが存在し、最も低価格なプランではスカウトサービスは利用できないということです。つまり、このプランを利用している企業に関しては登録情報を閲覧できないということになります。従って、求人掲出をしているすべての企業に登録者のweb履歴書が公開されているわけではありません。
なお、スカウトを利用できないプランを選択したからと言って掲載面の違いはないようですので、求職者側からこの企業を判別することはできません。
注意したいのは、シークレットスカウトを送っている企業です。このシークレットスカウトを送っている企業は、エン転職ダイレクトという、エン転職への求人掲載とは別のサービスを利用している企業が送ることのできる特別なスカウトです。シークレットスカウト(非公開求人)という名の通り、一般には公開されていない求人のため、求職者側からどの企業がこのサービスを利用しているのは知ることができません。
例えば勤務先の企業に転職活動中であることを知られたくない場合、まずは求人を社名検索してその転職サービスを利用していないか調べますよね。エン転職で社名検索して引っ掛からないからといって、安心はできません。もし勤務先の企業がエン転職ダイレクトのみを利用していた場合は、求人検索では出てこないにも関わらず、登録者のweb履歴書の閲覧は可能だからです。
公開したくない企業はブロック設定が可能
もしエン転職を利用中であることを知られたくない企業がある場合、非公開企業の設定をすることができます。
エン転職のアプリを開き、
ホームタブ
→上部の「メニュー」
→各種設定
→スカウト・オファーサービスの利用設定の「変更」
→WEB履歴書の非公開企業・転職エージェントの設定
非公開企業の「追加」
→検索窓に社名を打ち込んで検索する
上記の操作を行うと、設定できる場合は企業名が表示されます。
まとめ:公開される情報を知って対策を!
以上、エン転職のスカウトサービス利用時に企業側に公開されている登録情報についてでした。
すべてが公開されているわけではないものの、職歴概要や自己PRに記入した情報はそのまま閲覧が可能なため、注意が必要です。
公開されている項目をうまく工夫し、企業ブロック設定なども併用しながら効率的な転職活動を行っていきましょう!