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社会不適合者とは無縁の転職サイト、それはハイキャリア向け転職サイトです。
ハイキャリアと言ってまず思い浮かぶのはビズリーチではないでしょうか。
ビズリーチは株式会社ビズリーチが運営するハイクラス転職サイトです。
webやTVでCMをよく見かけるビズリーチ。
「ビズリーチ」と検索窓に打ち込めば、予測候補の4番目に「CM 不快」と出てきます。
ある意味圧倒的に印象に残る宣伝手法により、記憶には残っていますよね。
そんなビズリーチは「管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職サイト」と謳われています。
私のような転職を繰り返す社会不適合者には縁のないワードがずらりと並んでおり、サイトを開くのさえ気が引けてしまいます。
こんなジョブホッパーが登録したら、一体どうなっちゃうの…?てかこんな短期離職を繰り返す人間でも、サービスを利用させてもらえるの…?
そんな興味を持った筆者が、ビズリーチを実際に使ったレポートを紹介したいとお届けしています。
筆者は29歳で転職4回という筋金入りのジョブホッパー!それぞれの仕事に何の脈絡もない職務経歴書に、スカウトを送ってくれる企業は存在するのか!?
Day1.まずは登録!
まずはアプリをダウンロードし、アカウント登録です。
基本的な性別、学歴、年齢といった個人情報と、現職(または直近)の会社名と携わっている業務を簡単に入力すると、会員登録が完了します。
そしてメールを確認すると…
いや、審査あるんかーい!
前もって情報をあまり下調べしなかったため、審査の存在を知りませんでした。(汗
そもそも現職の簡単な情報しか入力してないけど、これで一体何を審査するのでしょうか?
アプリ上では職歴を登録できる状態になっていましたが、ここで素直に職歴を登録すると審査に影響する気がしたので、一旦放置することに。
すると数時間後…
無事審査で承認されたようです。
簡単に調べましたがビズリーチの審査基準はやはり謎でした。
ですが年齢は比較的大きな要素のようで、若ければポテンシャル採用狙いで通るケースも多いようです。
とりあえず一通り他の転職サイトから職歴をコピペしてきて、正式なプロフィールを作成しました。
Day2.スカウトが届いた!
これも登録してから知ったのですが、ビズリーチは有料会員制度を取っているようです。
転職サイトで求職者側がお金を払うサイトってなかなかない(というかビズリーチ以外知らない)ですよね。
全部の求人情報を閲覧したり、とりあえず有利に転職活動を進めるために有料会員のほうがいいみたいです。なんかマッチングアプリみたいですよね…
課金しなければならない時点で既に社会不適合者向きではないことは明らかですが、キャンペーン実施中につき有料プランを180日間無料で利用できるとのことでした。
とりあえず半年使ってみるか…(なかなか長い)
そして翌日…メールフォルダを開くと
スカウトが5, 5, 5件も届いてるだってー!?
さすがビズリーチ、こんな社不にも手を差し伸べてくれるのかい…?
今までCMが鬱陶しいとか思ってごめん!!
興奮してアプリを開くと
すべて転職エージェントからのスカウトでした。
しかも5件といいつつ内訳は2社のエージェント会社の別の担当者から2通と3通…
余談ですが、この2社ともリクナビNEXTやマイナビ転職、DODAでも届く「エージェントからオファーが届きました!」で非常によく見かける会社です。
拍子抜けしながらやはり社不には向いてないサイトなのか…とアプリを閉じたのでした。
Day3.プロフィール閲覧数とかいう機能
翌日、またアプリを開いてみるとなんとこんな表示が…
何これ、足跡機能ってコト?!本格的にマッチングアプリぢゃん!?
なんだか自分のプロフィールを見たうえで何のアクションも起こさない会社をこうして数値化されると、
足跡はつくけどいいねが全然来ないマッチングアプリの僕のプロフィールみたいじゃん。。。(つらい)
Day10.初のプラチナスカウトが…!!
使用を開始してはや10日。もはやアプリすら開かなくなったある日、こんなメールが…
ウキウキしながらアプリを開いてみると、そこには正真正銘企業からのスカウトが届いていました。
スカウトを開封すると、経歴を見てぜひ一度面談という形で話したいとのこと。
なんとこの会社、私が新卒就活時に受けた会社で、二次面接で落ちた会社でした。(笑)
当時志望していた会社からこんなハイキャリア転職サイト経由でスカウトが届くなんて、社会不適合者冥利につきます。
私の経歴の何に魅力を感じスカウトを送ってきたのか全くわかりませんでしたが、早速ぜひこちらも面談したい旨を返信し、日程調整を完了したのでした。
Day17.ビズリーチのスカウト経由での面談の結果は…?
そして迎えた面談当日。オンライン面談でした。
平日の普通に仕事の日の出社時刻直前に設定してしまったため、会社から徒歩1分のコワーキングスペースでオンライン面談することに。
個室ブースではなくゴリゴリの共用スペースだったため、他の利用者に見られないかヒヤヒヤしましたが、朝という時間帯のためか同じ空間に他の利用者がいないのが幸いでした。
人事部と思わしき担当者2名との面談でした。会社概要や募集ポジションの説明を受け、質問したりされたり。そんな感じであっという間に1時間が経った頃、こんなことを切り出されたのでした。
「本日の面談で、ご応募いただけるということでしたらビズリーチ経由で履歴書と職務経歴書をお送りください。そちらをもって正式なご応募と判断させていただき、書類選考を行わせていただきます。通過された方は面接が3回ございます。」
…え?スカウトなのに書類選考が普通にあるの?てかそのあとも面接3回もあるの?
スカウトの意味なくね?てかこの面談も何の時間だったんだ…ただの会社説明か…
そんなことをぼんやり考えていると「現段階でご応募はいただけそうでしょうか?」と問われ、「前向きに検討させていただきます!」とお決まりの文句を発して面談は終了しました。そして遅刻ギリギリで出社したのでした。
結論:社会不適合者にビズリーチは甘くなかった
ビズリーチの登録から1ヵ月が経ちました。企業から届いたスカウトはこの1件のみです。
スカウトについて調べると、プラチナスカウトなるものは、本来書類選考は行わず面接からスタートするようです。
つまり私が受け取ったプラチナスカウトは、例外的に全く意味をなさないスカウトだったわけです。
これをスカウトとみなさなければ、ビズリーチで受け取ったスカウトは実質0件。
やはり社会不適合者には意味をなさない転職サイトなのか…?
そして例の企業が送ったプラチナスカウトは何だったのか、いまだ謎なまま…(笑)
しかし、まだ5ヶ月間の無料利用期間が残っています。
こんな社会不適合者でもビズリーチで年収100万円UPのハイクラス転職ができるのか!?検証するために引き続きレポートしていきたいと思います。