就職活動中・転職活動中の皆さんお疲れ様です!
専攻のお祈りメールが届いて凹むのは言うまでもないですが、面接を受けた直後ってあーでもないこーでもないと1人反省会を開いて落ち込むことってよくありませんか?
私は面接中テンパって余計なことを言ったり、途中で言葉がつかえて同じようなことを繰り返して負のループにはまったりするので、面接帰りの夕日に照らされながら「あ~あ、やっちまったな」と落ち込みながら帰ることは日常茶飯事。
そこで今回は面接を受けて落ち込んでいる私と皆さんのために、原因究明をして対処法を探っていきたいと思います。

私は通算100回以上の面接に落ちています!!
なぜ落ち込んでいるのか
面接を受けてエレベーターに乗って「お忙しい中ありがとうございました」と言って頭を下げ1階ボタンを押す。扉が閉まり下っていくエレベーターの中でネクタイを解きながら「あ~あ、こりゃダメだな」とため息をつく。
モヤモヤしながらビルを出て駅を目指す。せっかく面接が終わって肩の荷が下りて開放的な気分になるはずのところ、う~ん気分が晴れない。そもそもなんでこんなに落ち込んでいるんだろう。
面接官に失礼な態度を取られた
いまだに時々いるんですよね、面接で失礼なことを平気で言ってきたり、高圧的な態度をとる人って。私は職歴がごみみたいなので、職歴に対して嫌味を言われることはたまにあります。最近は減りましたけどね。
社外の人間にそんな言動をしてしまう人にまず碌な人間はいないわけだし、そんなこと気にしてないで早く忘れるのが一番の解決方法であることは分かっていながら、やはり言われたことを引きずってしまうのは人間の性です。
うまい受け答えができず面接官に怪訝な反応をされた
私は面接中、テンパって言葉が出てこなくなったり、ごみのような職歴の言い訳をするための前置きが長くなりすぎて自分でも何が言いたいのかよくわからなくなって、面接官の曇っていく表情を見守りながらもうここで打ち切ってこの場を去りたい…となることがよくあります。
優しい面接官だとフォローしてくれたりすることもあるんですが、世の中そう甘くはありません。回答内容が微妙だと真顔で冷たい反応をされることは常です。これはひとえに自分の回答能力が足りていないということで、素直に凹みますし引きずります。
自分の経験不足やスキル不足を改めて思い知らされる
中途採用だと、職務要件に該当するかを確認するために○○の使用経験はありますか?とか、職務経歴のこの部分についてもう少し詳しく教えてもらってもいいですか、とか突っ込まれたことを質問されることがありますよね。
こういう時、「○○はできません」と答え続ける羽目になると、改めて自分のスキル不足を認識することになってシンプルに辛い気持ちになります。また、職務経歴を盛りすぎて見栄をはった回答をしてしまうと、突っ込まれたときにつじつまが合わなくなって気まずい思いをするんですよね。あ~やだやだ。
落ち込んだ時は視野を広く考えてみる
あの時あんな余計なことを言わなければ、いや、そもそも応募しなければこんな嫌な気持ちにならずに済んだのか…?なんてクヨクヨしたところで状況は変わりません。今日面接で起きたことは、きっと私たちの人生単位で考えれば取るに足らない出来事のはず。次のように視野を広げて考えてみましょう。
世の中には数多くの会社と求人があるということ
世の中には数百万という会社があり、様々な企業がそれぞれの事情で求人を出しています。求めている人材も多種多様なのです。
この会社の面接で落ちてしまったとしても、世の中に星の数ほどある求人の1つに落ちてしまったにすぎません。ただ一人の面接官が下した判断が、私たちの人生の価値を変えることなどないのです。ただ合わなかっただけ。それ以上でもそれ以下でもないのです。
多種多様な働き方と生き方があること
大企業に勤めて良い給料を求めてキャリアを築く。他人がうらやむような人生を送っている人は、それは確かに素晴らしいことですが、誰にとってもそれが最適解かというとそんなことはないと思います。
生きる人の数だけ幸せの形があるというのは、きれいごとでもなんでもなく自分らしい生き方を模索するためにとても大事な価値観です。誰かに認められるために生きるのか、自分が納得するために生きるのか。会社に勤めるということは、自分の承認欲求を満たすためではなく、あくまで自分が幸せに生きるためのお金を稼ぐ1つの手段に過ぎません。
多種多様な働き方があり、お金の稼ぎ方だって生き方だって色んな選択肢を取れる時代です。会社に勤めなくたって幸せに生きていけるということを心に留めていきましょう。
すべてができる完璧な人間など存在しない
面接でうまく受け答えができなかったり、スキル不足を痛感すると落ち込みますが、そもそもなんでもかんでもできる完璧な人間など存在しません。誰にでも得手不得手があるように、別に面接でうまく回答できなくても、その会社で求められるスキルがなかったとしてもそれは仕方ないことで、そういうものだと割り切るしかありません。
誰でも苦手なことがあるように、どんな人にでも何かしら得意なことや長所があります。別にそれが特別なことである必要はありません。それが何かしらで活きてくる場面が必ずあるはずです。まずは自分の良い部分もダメな部分も認めることからはじめていきましょう
沈んだ心を引きずらないために!落ち込んだ時の対処法
落ち込んだことをいつまでも引きずるのは時間の無駄です。嫌なことをさっさと忘れて次に進むために、落ち込んだ時の私なりの対処法を紹介します。私は①~③をフルコンボすることで気持ちを切り替えています。
①銭湯に行ってリラックス
普段はシャワーで済ますという方も多いのではないでしょうか。そんな人こそ、大きい浴槽で足を伸ばしてゆっくりとお湯につかる時間は至福です。
スーパー銭湯なんかだと外の湯舟が充実していたりしますよね。空を見上げながら温かいお風呂で身体を休めれば、「あ~まぁ、いっか!」と気持ちを切り替えられるはずです。
②映画を観て現実を忘れる
映画は現実を忘れさせてくれますし、スケールの大きな映画を観たりすると「自分はなんて小さいことでクヨクヨしているんだろう」と冷静になれるのでおすすめです。面接がうまくいかないことなんてとるに足ることじゃあありません。
また、映画を観て好きな作品に出会えるとそれが生きるモチベーションになったりもするんですよね。
③ちょっと凝ったご飯を作る
とにかく無心に気持ちをリセットしたいときは料理もおすすめです。普段は簡単な自炊しかしないという人も、今日くらいはいつもは買わない食材を買って帰ってちょっと凝ったご飯を作ってみてはどうでしょうか。
少し頑張ってご飯を作ってみることで自己肯定感があがりますし、何かを少し頑張る自分は今日の失敗を上書きしてくれると思います。
面接がうまくいかなくたって大丈夫!
誰でも面接がうまくいかなくて落ち込んでしまうことはあると思います。もちろん改善することは改善して次の面接に臨むことが必要な場面もあるでしょう。
しかし面接に苦手意識を抱いて就職活動や転職活動自体が億劫になってしまっては元も子もありません。自分のことを認めて、自分のご機嫌を適度に取りながら、面接はそんなものだと軽く流して進んでいくことも大事だと思います。